フレッツ光からドコモ光へ転用|11年分の請求を見直して分かったこと

NTT東日本の請求書の内訳。フレッツ光利用料5,700円、フレッツ・ウイルスクリア利用料400円などが並び、ウイルスクリアの行に線が引いてある(金額は税抜き) このブログについて

※請求書の各行は税抜きで、消費税は最後にまとめて足されています(合計7,703円)。記事の表は、各行を税込みにした金額です。

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先月、こんな記事を書きました。

うちは、動画はテレビで観ると決めています。

40年前の映画を10歳と観る。わが家の「動画はテレビで」の理由
2022年2月4日、金曜ロードショーで『ゴーストバスターズ』が流れました。当時まだ年長だった息子が「観たい」と言い、録画予約をしただけです。4年後に本人へ理由を聞いたら、ルールの話が一度も出てきませんでした。

そのテレビで、NetflixやPrime Video、Disney+を観ています。

ところが最近、映画の途中で止まるようになりました。

画面にくるくる回るマークが出て、しばらく待つと、また動き出す。

困ったのは、こんなときです。

  • 電子レンジを使っているあいだ、Wi-Fiが切れる
  • 早朝、パソコン・スマホ・テレビで同じ時間帯に操作を行うと、動画が止まる
  • 夕方5時ごろ、テレビのNetflixが止まる。ときどき、Wi-Fiルーターを入れ直していた

ひょっとして、ルーターが古いのかな…?

最初はそう思っていたけど機器を買い替える前に、まずはネットの契約を調べてみることにしました。

使い始めたのは2015年7月。気づけば11年以上使っています。

そして、この間、毎月の請求書を金額だけ見て、契約の中身を一度もきちんと確認していなかったことに気づきました。

きちんと確認してなかった言い訳として、夫名義の契約なので…。

今回は、フレッツ光とASAHIネットから、ドコモ光とGMOとくとくBBへ乗り換えた記録です。

料金の見直しから、解約手続き、IPv6の切り替え、実際に動画が止まらなくなったかどうかまで、わが家で起きたことをまとめます。

請求書を、初めてちゃんと見た

毎月届いているのに、金額しか見ていなかった請求書を開きました。

内訳月額(税込)
フレッツ光利用料6,270円
フレッツ・ウイルスクリア利用料440円
ひかり電話(基本料)550円
ナンバー・ディスプレイ使用料440円
電話ユニバーサルサービス料3円
NTT東日本 合計7,703円
ASAHIネット(プロバイダ)858円
毎月の合計8,561円

毎月8,561円。1年で計算すると102,732円です。

ネットの契約に、毎月これだけ払ってた😨

しかも、金額を見ただけでは分からない事が、いくつもありました。

いちばん気になったのは、ウイルス対策

目に留まったのが「フレッツ・ウイルスクリア」という項目です。

月440円。年間では5,280円になります。

わが家のパソコンでは、Windowsに標準搭載されている「Windows セキュリティ」を使っています。そのため「フレッツ・ウイルスクリア」は、少なくとも自分では利用している意識がありませんでした。

調べてみると、NTT東日本の公式ページにも、フレッツ・ウイルスクリアの月額利用料は440円と記載されています。

NTT東日本公式:フレッツ・ウイルスクリアの料金

現在の月額440円を11年分に換算すると、58,080円です。

ただし、これは今の料金をそのまま11年間に当てはめた単純計算です。過去の料金や実際の契約期間を確認した累計額ではありません。

それでも、使っていないと思っていたサービスに毎月お金を払っていたことは、見直すきっかけになりました。

請求書には、こうしたオプションも載っています。金額が小さいからといって、そのままにしておくのはもったいないですね。

割引は、いつの間にか終わっていた

もうひとつ、気づいたことがあります。

契約したころには「にねん割」という割引がありました。一定期間の継続利用を条件に、フレッツ光の月額料金が割引されるものです。

NTT東日本の公式発表によると、にねん割は2023年9月末で新規申し込みの受付を終了し、契約満了月を迎えた利用者から順次提供を終了することになっていました。

NTT東日本公式:にねん割の新規申し込み受付終了・提供終了について

わが家の場合、契約内容と請求額を確認すると、2025年7月の更新月で割引が終わっていたようです。

請求書の金額は、割引のない料金と合っていました。

ただ、請求書に「割引が終了しました」と分かりやすく書かれていたわけではありません。自分で契約内容と金額を見比べなければ、気づかなかったと思います。

毎月の請求額が変わっていても、その理由までは教えてくれません。料金の見直しには、明細を確認することも必要なんですね。

プロバイダだけを変えても、節約には限界がある

最初は、プロバイダを安い会社に変えようと思っていましが、請求書を見て気づきました。

ASAHIネットに払っているのは858円。残りの7,703円は、NTTの回線や電話、オプションなどの料金です。

仮にプロバイダ料金が無料になったとしても、単純に考えると、削減できるのは月858円まで。

そこで、考え方を変えることに。

「どのプロバイダにするか」だけでなく、回線とプロバイダをまとめて契約すると、家計全体でどう変わるのかを比べてみることにしました。

フレッツ光からドコモ光のような光コラボレーションサービスに切り替える手続きは「転用」と呼ばれます。

NTT東日本の回線を使い続けながら、光回線の契約先を変更する仕組みです。

NTT東日本公式:光コラボレーションモデルへの転用について

つまり、今回のわが家の変更は、プロバイダだけの乗り換えではありません。フレッツ光からドコモ光へ転用し、プロバイダもASAHIネットからGMOとくとくBBへ変更することになりました。

電話番号が変わらないか、心配だった

乗り換えるにあたって、いちばん心配だったことのひとつが、家の電話番号です。

長年使っている番号なので、できれば変えたくありません。

そこで、ひかり電話を継続できるか、ナンバー・ディスプレイが使えるかを確認しました。

電話番号を残したい場合は、現在のサービスを先に解約するのではなく、乗り換え先で番号を継続できる条件と手続き方法を確認しておくことが大切です。

番号を引き継げるかどうかは、電話番号の種類や契約状況、手続きの方法によっても異なるため、「光回線を乗り換えれば必ず大丈夫」とは考えないほうが安心です。

わが家では、電話のオプションも含めて、申し込み内容を確認しながら手続きを進めました。

いくつかの候補を比較して、ドコモ光にした

乗り換え先を決めるために、いくつかの組み合わせを調べました。

わが家で比較したときの金額は、次のとおりです。ここでは、ポイントやスマホの割引を引く前の、毎月の請求額で比べています。

比較した案当時の月額の目安5年間の概算
現在の契約を継続8,561円513,660円
AsahiNet光5,591円から6,691円へ388,260円
ahamo光5,943円356,580円
ドコモ光+GMOとくとくBB6,713円407,730円

※私が比較したときの金額をもとにした試算です。AsahiNet光は最初の12か月を5,591円、その後48か月を6,691円、ahamo光は5,943円を60か月として計算しています。ドコモ光+GMOとくとくBBは月6,713円を60か月とし、実際にかかった契約事務手数料4,950円を加えています。AsahiNet光とahamo光の初期費用は入れていません。キャンペーン、オプション、利用条件、料金改定などによって変わります。

この表は、当時の候補を絞るために計算したものです。各社で料金に含まれるサービスや割引の条件が異なるため、厳密に同じ条件で比較した金額ではありません。

請求額だけを見ると、いちばん安いのはahamo光でした。

ただ、ahamo光は、ahamoの契約が必要なサービスです。わが家でahamoを使っているのは私だけで、夫のスマホは「ドコモ ポイ活 MAX」です。家族のスマホの契約がこの先変わると、光回線の条件まで変わってしまうことも気になりました。

ahamo公式:ahamo光

最終的にドコモ光を選んだ大きな理由は、夫がドコモを使っていたことです。

ドコモ光のセット割で、夫のスマホ代が毎月1,210円安くなる予定でした。さらに、支払いに使うdカードのポイントも考慮しました。

わが家での試算では、セット割と月600ポイント相当を差し引くと、月4,903円相当になります。

ただし、これはドコモ光そのものの請求額ではありません。固定回線・電話の料金からスマホの割引やポイント相当額を考慮した、家計上の目安です。dポイントは現金ではなく、カードのポイント進呈条件も変わる可能性があります。

実際、dカード PLATINUMのドコモ光利用料金に対するポイント進呈条件は、2026年12月利用分から改定されます。毎月のカード利用額が10万円未満なら還元率は10%のままですが、利用額や入会時期によっては下がります。

dカード公式:ポイント進呈条件の改定について

そのため、月4,903円が5年間ずっと続くと確定しているわけではありません。

それでも、固定回線の料金だけでなく、スマホとの組み合わせまで含めて比較したことが、乗り換え先を決める判断材料になりました。

家族にドコモのスマホを使っている人がいるなら、セット割が使えるかどうかで、選ぶ回線は変わります。料金とキャンペーンは、公式サイトで確かめてください。

GMOとくとくBBのドコモ光のページ(公式サイト)

無駄だと思ったけれど、無駄ではなかったもの

ついでに、夫のスマホの明細も見てみました。

かけ放題、遠隔サポート、ケータイ補償。明細だけを見ると、使っていないオプションがありそうに見えます。

でも、本人に聞いてみたら、どれも使っていました。

かけ放題は、仕事で1日1時間くらい電話をするので、外したらかえって高くなる可能性があります。遠隔サポートも、実際に利用していました。

明細だけを見て「これは無駄」と決めつけるのは危ないですね。

使っているかどうかを本人に確認してから判断する。これも、今回の見直しで分かったことです。

調べるのは私、契約の名義は夫だった

手続きを始めようとしましたが、フレッツ光もASAHIネットも契約名義は「夫」でした。

調べたのは私ですが、契約内容の確認や申し込みなど、名義人本人でなければ進められない手続きがあります。

夫に話すと「今より安くなるんだったら、なんでもいい。おまかせする」だそう。

おまかせされたので、私が調べて段取りすることになりました。

9月15日に、フレッツ光からドコモ光へ転用する手続きから開始。

GMOへの連絡は夫が自分のスマホから行い、私は隣で話を聞きながら、内容を夫に伝えたり、一緒に確認したりしました。

夫はこういう手続きに詳しくありません。ひとつずつ確認しながら進めるので、思っていたより時間がかかりました。

夫のスマホは「ドコモ ポイ活 MAX」です。ドコモのポイントを多く受け取るための条件も考え、夫のスマホ回線とドコモ光をひもづける手続きもしました。

申し込み窓口については、セルフバックも調べました。キャッシュバックや特典だけで決めず、セット割やポイントも含めて家計全体で比較したうえで、わが家ではGMOとくとくBBの公式サイトから申し込みました。申し込んだときの画面は、こちらです。

GMOとくとくBBのドコモ光のページ(公式サイト)

ただし、セット割やポイントは、申し込み窓口だけで決まるものではありません。申し込む前には、窓口ごとの特典と適用条件を分けて確認するのがよさそうです。

解約の手順が、いちばんややこしかった

乗り換えで気をつけたいのが、ASAHIネットの解約です。

ASAHIネットの公式ページには、接続サービスの解約だけでは、ASAHIネットそのものの退会にはならないと案内されています。

わが家では、利用していたサービスの解約に加え、退会の手続きも必要でした。

さらに、IPv6接続機能の利用停止も必要。

実際に手続きした日は、次のとおりです。

手続き日にち・状況
フレッツ光からドコモ光への転用手続き9月15日
光 with フレッツの解約・ASAHIネット退会手続き10月3日(退会日は10月31日)
IPv6接続機能の利用停止を申し込む10月3日(受付されず)
IPv6接続機能の利用停止を再度申し込む10月7日
IPv6接続機能の利用停止を受け付けた旨を確認10月8日
GMOの「v6プラス」開通メールを受信10月8日

つまずいたのは、IPv6接続機能の利用停止でした。

10月3日に手続きしたものの、申し込みそのものが通りませんでした。理由は、こちらでは分かりませんでした。

10月7日にもう一度手続きをし、翌8日にようやく受け付けられたことを確認しました。

これから乗り換える人は、回線やプロバイダの切り替え日だけでなく、古いサービスの解約日とIPv6の手続きも、別々に確認しておくと安心です。

切り替え当日、思っていなかったところでつまずいた

契約書類が届いたので、気になっていた項目を確認しました。

確認した項目書類で確認した内容
工事料0円
契約事務手数料4,950円
ナンバー・ディスプレイ申し込み内容に含まれている

申し込み画面では工事料28,600円と表示されていたので、ここはとても気になっていました。

その後に届いた契約書類では、わが家の申し込みについて工事料0円と記載されていました。ただし、最終的な請求書でも金額を確認しておきたいと思っています。

サービスの切り替え日は10月3日でした。

その日は出かけていたので、切り替えの前後にネットが止まったかどうかは分かりません。

GMOからWi-Fiルーターが届いたので、説明書を見ながら接続しました。そこで、思ってもいなかったところでつまずくことに…。

10年ほど借りているNTTの機器の設定画面を確認すると、以前の接続設定が残っているように見えました。

設定を見直して、やり直して。

ところが、今度はv6プラスが使えなくなりました。

また設定を確認して、やり直して。何度か繰り返しました。

しかも、機器の設定画面に入るためのIDとパスワードを、すっかり忘れていました😨

10年前に借りてから、ほとんど開いていなかった画面です。当時の書類を探すなどして、思い出すまでに1時間近くかかりました。

焦ったー💦

あとで契約書類を読み返すと、以前のプロバイダのIPv6機能が停止するまで、新しいプロバイダのIPv6が使えない場合がある、という説明がありました。

ASAHIネットのIPv6接続機能が停止したのも、GMOのv6プラスが開通したのも、同じ10月8日でした。

設定をやり直しても、すぐには使えるようにならなかった理由のひとつは、切り替えのタイミングにあったのかもしれません。ただ、原因を特定できたわけではありません。

設定がうまくいかないと、つい機器が壊れたのか、操作を間違えたのかと考えてしまいます。

でも、乗り換えでは、古い契約の停止と新しい接続サービスの開通タイミングも関係することがあると分かりました。

映画は、途切れなくなったか

10月8日にGMOの「v6プラス」が開通してから、以前と同じ場面を気にしながら使ってみました。

場面切り替える前切り替えたあと
電子レンジを使っているときWi-Fiが切れることがあった確認した範囲では止まっていない
早朝、パソコン・スマホ・テレビで同時に操作したとき止まることがあった確認した範囲では止まっていない
夕方5時ごろ、テレビでNetflixを観るとき止まることがあった確認した範囲では止まっていない

※切り替え後は、10月8日から10月19日までに確認した範囲です。

今のところ、以前よく止まっていた場面でも、動画が止まったと感じることはありません。

速さも前より上がった気がします。ただ、乗り換える前に通信速度を測っていなかったので、数字で比較することはできません。

それから、今回は回線の契約先だけでなく、Wi-Fiルーターも変えています。

そのため、動画が止まらなくなったのが、プロバイダや回線の変更によるものなのか、Wi-Fiルーターの変更によるものなのかは分かりません。

電子レンジの使用時にWi-Fiが切れる場合も、回線だけが原因とは限りません。Wi-Fiの周波数帯や機器の配置、周囲の電波環境なども関係することがあります。

今回の結果だけで、「プロバイダを変えれば動画が途切れなくなる」とは言えません。

ただ、わが家では、契約と機器を見直したあと、気になっていた場面で止まらずに観られるようになりました。

結局、いくら安くなったのか

ここで、固定回線と電話の料金をもう一度比べます。

乗り換え前乗り換え後
毎月の請求額8,561円約6,713円
5年間の月額合計513,660円402,780円
契約事務手数料—4,950円
5年間の合計513,660円407,730円

この計算では、固定回線と電話の料金だけで、5年間に105,930円の差になります。

さらに、夫のスマホに毎月1,210円のセット割が適用されると仮定すると、5年間で72,600円分の割引です。

カードのポイントも、当時の試算では月600ポイント相当を見込んでいました。ただし、ポイントは現金ではなく、進呈条件も変わります。5年間ずっと同じ条件で受け取れると保証されているわけではありません。

もし月600ポイント相当が60か月続くと仮定すれば、36,000ポイント相当です。ただ、実際の家計負担を考えるときは、現金の請求額とポイントの価値を分けて考える必要があります。

固定回線の料金、スマホのセット割、カードのポイントをひとまとめにすると安く見えますが、実際の請求額がそのまま月4,903円になるわけではありません。

それでも、回線とプロバイダをまとめ、スマホとの組み合わせも含めて見直したことには意味がありました。

ネットの契約は、買ったときの金額だけで終わりではありません。買ったあと、契約したあとに、どれくらいお金がかかるかを見ることも大切なんですね。

新しい契約にも、確認しておきたいオプションがあった

もうひとつ、乗り換えの書類を読んでいて気になったことがあります。

GMOとくとくBBの公式ページでは、セキュリティサービス「インターネット安心セキュリティ」が、最大12か月無料で、その後は月550円になると案内されています。

もちろん、有料サービスがすべて不要ということではありません。必要な人にとっては、役立つサービスです。

大切なのは、自分が申し込んだのか、必要としているのか、無料期間がいつまでなのかを把握しておくことです。

わが家では、以前の契約で使っていないと思っていたウイルス対策サービスに、長いあいだ料金がかかっていました。

だからこそ、新しい契約でも、オプションの登録状況や料金を会員ページで確認することにしました。

乗り換えたら終わり、ではありません。契約書類を読み、会員ページで必要なサービスだけになっているか確認する。これも忘れないようにしたいと思います。

離れる前に、まず中身を見る

このブログを始めたとき、「パソコンやスマホから、ちょっと離れたい」と書きました。

そう言いながら、ネット回線の中身は11年以上、きちんと見ていませんでした。

動画が止まるようになったことがきっかけで、請求書を見直し、使っていないと思っていたオプションや割引の終了に気づくことに。

そして、プロバイダだけでなく、回線とスマホの組み合わせまで比較して、乗り換えることになりました。

手続きは思ったよりややこしく、設定に困った時間もありました。

でも、毎月の請求をそのまま払い続けるのではなく、契約の中身を確認して、わが家に合うものを選び直せたのはよかったと思います。

プロバイダや光回線の乗り換えを考えている人は、まず今の請求書を開いてみてください。

月額料金だけでなく、オプション、割引の終了時期、スマホとのセット割、解約と退会の手続きまで確認する。

離れる前に、まず中身を見る。今回は、そんな順番が大切だと分かった出来事でした。

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