前に、息子に写真を撮らせてもらえなかった話を紹介しました。

その記事の最後に、写真をプリントしてみた感想を次回お伝えすると書いていたので、今回はその続きです。
スマホで写真を撮るようになってから、写真はずっとスマホの中。
撮るだけ撮って、そのままになっている写真も増えました。
そんな写真たちを、久しぶりにプリントしてみることに。
でも、ネットで写真プリントを探していると、今度は別のところで迷ってしまいました。
「しまうまプリントって、どのプリントを選べばいいんだろう?」
今回は、同じ10枚の写真を3種類のプリントで注文して、仕上がりを比べてみます。
- なぜ、しまうまプリントを選んだのか
- しまうまプリント、どれを選べばいい?
- 「オリジナル」という名前が、ちょっとややこしい。
- 私が注文したときは、12円と28円
- 今回プリントしたのは、スマホに入れていた10枚。
- プリントする前に、写真データを準備。
- スタンダードとFUJICOLORは「色調補正OFF」
- 同じ10枚を、3種類で注文。
- 届いたのは、普通の封筒ではなかった。
- 3種類を並べると、FUJICOLORだけ違いが分かった。
- FUJICOLORは、10枚とも少し反っていた。
- 実際の写真を並べてみる
- スキャンして、さらに比べてみた。
- スタンダード12円とプロ仕上げ28円、違いが分からない。
- でも、暗い写真では違いを感じた。
- 私は「プロ仕上げ=一番高品質」だと思っていた
- 「プロ仕上げ」は、手動で色調補正をする仕上げだった。
- そう考えると、今回の比較条件も少し違って見える。
- プロ仕上げの裏側にあった「N」と数字
- なぜ、ほとんどの写真では差が分からなかったのか。
- 私なら、次はFUJICOLOR。
- じゃあ、どれを選べばいい?
- 自分で写真を準備した人は、「色調補正」に注意
- 息子の反応
- 半年後に、もう一度比べます。
- まとめ|今回の私ならFUJICOLOR
なぜ、しまうまプリントを選んだのか
写真プリントについて検索したところ、私が見た検索結果では、しまうまプリントが上位に表示されていました。
実際にサイトを見てみると、L判なら1枚10円から。
「思っていたより安いな」と思いました。
ところが、注文画面を見てみると、プリントの種類がいくつかあります。
・オリジナル
・スタンダード
・FUJICOLOR
・その他プリントのプロ仕上げ
同じL判なのに、値段が違う。
「じゃあ、いったい何が違うの?」
写真の色や明るさを扱う仕事を25年してきたこともあり、ここが気になりました。
そこで、プリント全種類を注文して
実際に並べて比較してみることにします。
しまうまプリント、どれを選べばいい?
現在、しまうまプリントの写真プリントには、
・オリジナル
・スタンダード
・FUJICOLOR
・プロ仕上げ
があります。
2026年10月7日現在、公式サイトに掲載されている価格は次のとおりです。
| プリント | 公式サイトの価格 | 特徴 |
|---|---|---|
| オリジナル | 1枚6円~ | くっきり鮮やかな色合い |
| スタンダード | 1枚9円~ | 自然な色合い |
| FUJICOLOR | 1枚14円~ | 専門店クオリティの印画紙を使用 |
| プロ仕上げ | 1枚24円~ | 1枚1枚手動で補正する仕上げ |
※価格は2026年10月7日に、しまうまプリント公式サイトで確認したものです。サイズによって料金が異なります。最新の料金は注文時に公式サイトでご確認ください。
以前は「しまうまオリジナルプリント」と呼ばれていたものが、現在の「スタンダード」。
そして、2026年9月8日に新しい「オリジナル」が加わりました。
現在の「オリジナル」は、以前の「しまうまオリジナルプリント」とは別の商品です。
今回、私が実際に比較したのは、
スタンダード・FUJICOLOR・プロ仕上げ
の3種類。
新しい「オリジナル」は、今回の比較には入れていません。
「オリジナル」という名前が、ちょっとややこしい。
今回、私が少し混乱したのがここです。
2026年9月8日、しまうまプリントに新しい「オリジナル」が登場。
一方、それまで「しまうまオリジナルプリント」と呼ばれていたものは、現在の「スタンダード」に名称変更されています。
つまり、
以前の「しまうまオリジナルプリント」=現在の「スタンダード」
です。
現在の「オリジナル」は、それとは別に新しく追加されたプリント。
名前が似ているので、私には少し分かりにくく感じました。
今回の記事では、
スタンダード・FUJICOLOR・プロ仕上げ
の3種類を比較します。
新しい「オリジナル」は、今回の比較には入れていません。
こちらは別途注文しているので、実際にプリントが届いたら、スタンダードとの違いも比べる予定です。
私が注文したときは、12円と28円
ここからは、実際に私が注文したときの価格についてです。
今回の3種類を注文したのは、2026年9月。
そのときのL判の価格は、
| 1枚 | 10枚 | |
|---|---|---|
| スタンダード | 12円 | 120円 |
| FUJICOLOR | 18円 | 180円 |
| プロ仕上げ | 28円 | 280円 |
でした。
スタンダード12円に対して、プロ仕上げ28円。
1枚あたりでは16円の差です。
10枚なら、
- スタンダードとFUJICOLORは60円差
- スタンダードとプロ仕上げは160円差
この差が、実際の写真ではどのくらい分かるんだろう。
気になったので、3種類とも注文することにしました。
ちなみに、現在の公式サイトでもL判は、
スタンダード12円
FUJICOLOR18円
プロ仕上げ28円
です。
今回プリントしたのは、スマホに入れていた10枚。
今回プリントするのは、スマホの「写真」アプリに保管していた10枚。
内訳は、
- iPhoneで撮影した写真6枚
- ニコンの一眼レフで撮影した写真2枚
- 写真スタジオで撮影してもらった写真2枚
です。
一度スマホに取り込んでいた写真を、今回のプリントに使います。
ここからは、少しだけ写真の専門的な話です。
プリントする前に、写真データを準備。
私は、写真の色や明るさを見る仕事をしてきたので、プリントする前に写真データを一度Photoshopで確認。
すると、写真の中にはカラープロファイルが「Display P3」になっているものがありました。
カラープロファイルは、写真の色をどのように扱うかを指定するための情報です。
今回、Display P3になっていた写真は、Photoshopの「プロファイル変換」を使って、
Display P3
↓
sRGB IEC61966-2.1
へ変換。
ここで行ったのは、色空間の変換だけです。
明るさや色味の調整はしていません。

Photoshopの設定は
- 変換方式:Adobe(ACE)
- マッチング方法:知覚的
- 黒点の補正を使用:ON
- ディザの使用:ON
この設定は、今回の比較条件をそろえるために私が選択したもの。
「この設定が、しまうまプリントでプリントする際の唯一の正解」という意味ではありません。
スタンダードとFUJICOLORは「色調補正OFF」
ここで、今回の比較について大事なことがあります。
しまうまプリントでは、色調補正を「する」にすると、システムによる一括自動補正が行われます。画像編集ソフトなどで自分で色調補正をしている場合は、「しない」を選択するよう公式に案内されています。
今回、私はPhotoshopで写真を確認してから注文したので、
スタンダードとFUJICOLORは、色調補正をOFF
にしました。
ただし、ここで私は、あとから大事なことに気づきました。
プロ仕上げは、同じ「色調補正OFF」の扱いではありません。
プロ仕上げでは、プロスタッフが写真を1枚1枚見て、手動で色調補正を行います。公式FAQでも、オペレーターによる手動補正を希望する場合はプロ仕上げを選ぶよう案内されています。
つまり、今回の条件は、
スマホに保管していた写真
↓
Display P3の写真だけsRGBへ変換
↓
明るさ・色は調整しない
↓
スタンダード・FUJICOLORは色調補正OFF
↓
プロ仕上げはプロスタッフによる手動補正
↓
同じ10枚をプリント
です。
同じ10枚を使っていますが、3種類とも補正条件が同じだったわけではありません。
これは、この記事を書きながら私自身が改めて気づいたところです。
同じ10枚を、3種類で注文。
同じ10枚の写真を、
- プロ仕上げ
- FUJICOLOR
- スタンダード
の3種類で注文。
注文日は、次のとおりです。
| プリント | 注文 | 出荷 | 到着 |
|---|---|---|---|
| プロ仕上げ | 9/3 | 9/5 | 9/9 |
| FUJICOLOR | 9/5 | 9/6 | 9/9 |
| スタンダード | 9/5 | 9/10 | 9/11 |
※到着日は、私が郵便受けを確認した日です。
FUJICOLORとスタンダードは、9月5日の午前中に6分違いで注文。
それなのに、出荷日は違いました。
今回だけを見ると、スタンダードよりFUJICOLORのほうが早く届いています。
ただ、これはあくまで今回の注文結果。
「FUJICOLORのほうがいつも早い」という意味ではありません。
届いたのは、普通の封筒ではなかった。
郵便受けに入っていたのは、普通の封筒ではありませんでした。
写真はプラスチックのトレイに入った状態。

写真が折れにくいように、きちんと収まっています。
1枚12円のプリントなので、もっと簡単な梱包を想像していました。
実際に届いたものを見て、
「こういうふうに届くんだ」
と少し意外に感じました。
3種類を並べると、FUJICOLORだけ違いが分かった。
まず、写真の裏側を確認。

スタンダードとプロ仕上げは、白い裏面でした。
FUJICOLORには、FUJIFILMのロゴと、
「Supreme ORIGINAL PHOTO PAPERS」
という文字が入っています。
3種類を並べてみると、裏側はFUJICOLORだけ、すぐに違いが分かりました。
FUJICOLORは、10枚とも少し反っていた。
もうひとつ気づいたことがあります。
FUJICOLORは、届いた10枚すべてが少し反っていました。
スタンダードとプロ仕上げは、私の手元に届いたものでは、まっすぐ。
なぜ反っていたのかは、私には分かりません。
印画紙の性質によるものかもしれませんが、そこまでは確認できませんでした。
ただ、アルバムに入れてしまえば、私はそれほど気にならない程度でした。
実際の写真を並べてみる
次に、写真そのものを比較。

3種類を並べてみると、今回の写真ではFUJICOLORに一番違いを感じました。
私が今回見比べた印象は、こんな感じです。
| プロ仕上げ | スタンダード | FUJICOLOR | |
|---|---|---|---|
| 全体の明るさ | ふつう | ふつう | 明るく見えた |
| 暗い部分 | ふつう | ふつう | 模様が見えやすい |
| 色(つつじの花) | 大きな偏りは感じない | 大きな偏りは感じない | 少し青みのあるピンク |
特に気になったのが、暗い部分。
FUJICOLORは、暗いところの模様が少し見やすく感じました。
ただし、ここでの結果は、今回プリントした写真についての私の見た目です。
「FUJICOLORなら、どんな写真でも明るく仕上がる」という意味ではありません。
スキャンして、さらに比べてみた。
目で見比べているだけでは、
「気のせいかな?」
と思うことがあります。
そこで、10枚のうち、2019年にニコンで撮ったつつじの写真を、3種類とも同じ条件でスキャン。
さらに見比べてみました。



今回のつつじの写真では、目で見たときと同じように、FUJICOLORが明るく見えました。
特に暗い部分は、FUJICOLORのほうが模様を確認しやすく感じます。
一方で、スタンダードとプロ仕上げは、かなり近い見え方。
なお、スキャン画像の明るさや色は、プリントそのものだけでなく、スキャナーの読み取り条件などの影響も受けます。
そのため、ここでは「プリントの絶対的な明るさを測定した」とは考えず、同じスキャン条件で3種類を比較した結果として紹介します。
スタンダード12円とプロ仕上げ28円、違いが分からない。
今回、一番気になっていたのが、
スタンダード12円とプロ仕上げ28円の差
です。
値段は2倍以上。
当然、かなり違うものだと思っていました。
そこで、並べて、角度を変えて、スキャンして、何度も見比べました。
でも、
私には、ほとんど違いが分かりませんでした。
25年間、写真を見てきたので、
「さすがに分かるだろう」
と思っていたのですが。
分かりませんでした…。
ちょっと悔しいです。
でも、暗い写真では違いを感じた。
ところが、10枚をもう一度見返していると、
1枚だけ、明らかに違いを感じた写真がありました。
冬の夕方、16時ごろに撮った、10枚の中でも暗めの写真。


スタンダードとプロ仕上げを並べると、プロ仕上げのほうが全体的に明るく見えました。
同じ写真なのに、これは私にも分かりました。
スキャンした画像でも、プロ仕上げのほうが明るく見えます。
今回の比較では、この写真だけは、スタンダードとプロ仕上げの違いをはっきり感じました。
ただし、プロ仕上げには手動の色調補正が入るため、今回明るく見えた理由を、その具体的な補正内容まで確認できたわけではありません。
「この写真には、この補正が行われた」とまでは断定しません。
私は「プロ仕上げ=一番高品質」だと思っていた
ここで、ひとつ思い出したことがあります。
今回、私がプロ仕上げを注文した理由です。
注文するとき、私は、
「プロ仕上げって、一番いいプリントなんだろうな」
と思っていました。
理由は単純です。
「プロ仕上げ」という名前だったこと。
そして、今回比較した3種類の中で、一番価格が高かったこと。
スタンダードが12円。
FUJICOLORが18円。
プロ仕上げが28円。
だったら、
28円のプロ仕上げが、一番高品質なんだろう。
そう思ってしまいました。
しかも、私は写真の仕事を長年やってきています。
本来なら、注文前にもっと詳しく説明を読んでもよかった。
でも今回は、そこまで確認せず、
「一番高いものを試してみよう」
という気持ちでプロ仕上げを選びました。
ところが、この記事を書きながら、しまうまプリントの「色調補正について」の説明を改めて読んでみて、気づきました。
あれ?
私が思っていた「一番高品質だからプロ仕上げ」という意味とは、少し違うようです。
「プロ仕上げ」は、手動で色調補正をする仕上げだった。
しまうまプリントの公式説明を見ると、プロ仕上げでは、プロスタッフが手動で最適な色調補正を行うとされています。公式の仕様ページでも、プロ仕上げは「プロの手によって写真に最適な色味を実現する」仕上げと説明されています。
そして、色調補正を希望しない場合は、
「オリジナル・スタンダード・FUJICOLOR」を選んで、色調補正をOFFにする
よう案内されています。
つまり、プロ仕上げは、
「一番高いから、単純に写真そのものの品質が一番上」
というものではありません。
プロスタッフが写真を1枚1枚見て、手動で色調補正を行う仕上げです。
一方で、自分で写真の色や明るさを調整していて、
「そのデータをそのままプリントしてほしい」
という場合は、プロ仕上げではなく、オリジナル・スタンダード・FUJICOLORのいずれかを選び、色調補正をOFFにする。
今回の私は、そこを理解しないまま注文していました。
そう考えると、今回の比較条件も少し違って見える。
最初は、3種類とも同じ条件で比較したつもりでした。
でも、正確には違います。
スタンダードとFUJICOLORは、色調補正をOFF。
一方、プロ仕上げは、プロスタッフによる手動の色調補正が行われる仕上げ。
つまり、
スタンダード・FUJICOLOR
→ 色調補正OFF
→ 私が用意した写真をそのままプリント
プロ仕上げ
→ プロスタッフによる手動の色調補正
という違いがあります。
そのため、今回の比較は、
「3種類のプリント方式だけを完全に同じ条件で比較した実験」
ではありません。
この記事を書きながら、私自身もここに気づきました。
プロ仕上げの裏側にあった「N」と数字
今回、写真の裏面を見てみると、プロ仕上げの写真では、写真によって印字の内容が違っていました。
「N N N N」とNが並んでいるものもあれば、数字が付いているものもあります。

10枚のうち、Nだけだったのは3枚。
残りの7枚には数字が入っていました。
そして、数字がいちばん大きかったのは、さっきの暗い写真でした。
私は最初、この数字が補正内容を示しているように見えました。
ただ、この「N」や数字が具体的に何を意味するのか、また数字の並び順が何を表しているのかは、しまうまプリントの公式情報では確認できませんでした。
そのため、
「この数字は○○の補正値」
とは断定しません。
ただ、公式がプロ仕上げについて手動の色調補正を行うと説明していることは確かです。
そして実際に、今回の10枚の中には、プロ仕上げにすると違いをはっきり感じた写真もありました。
なぜ、ほとんどの写真では差が分からなかったのか。
ここは、今回の比較で私が一番面白いと思ったところです。
プロ仕上げには、人の手による補正があります。
それでも、10枚のうち、私が明らかな違いを感じたのは1枚。
今回使った写真は、注文前に明るさや色を調整していません。
それでも、写真によって、補正による違いの見え方はかなり違いました。
つまり、
「プロ仕上げだから、すべての写真がスタンダードより大きく変わる」
とは、今回の結果からは言えません。
今回の比較では、特に暗く写っていた写真で違いを感じました。
ただし、これはあくまで今回の10枚を見た結果です。
どんな写真で、どのくらい差が出るのかまでは、今回の比較だけでは分かりません。
私なら、次はFUJICOLOR。
ここまで比べてみて、次に自分で注文するなら、
私はFUJICOLORを選びます。
理由はシンプル。
今回の写真では、スタンダードより明るく見えたこと。
そして、10枚ならスタンダードとの差額は60円。
このくらいの差なら、私は払ってもいいかなと思いました。
一方、プロ仕上げは28円。
今回の写真では、多くの写真でスタンダードとの差が分かりにくく、はっきり違いを感じたのは1枚でした。
ただ、これは「プロ仕上げに意味がない」ということではありません。
今回の比較で分かったのは、プロ仕上げの特徴が「一番高いプリント」ということではなく、
プロスタッフによる手動の色調補正が入る仕上げ
だということ。
そのうえで、今回と同じような写真なら、私はFUJICOLORを選びます。
じゃあ、どれを選べばいい?
ネットで初めて写真を注文すると、
「結局どれにすればいいの?」
となりますよね。
今回の比較を踏まえて、私はこんなふうに考えます。
できるだけ安く、たくさんプリントしたい
オリジナル
L判10円の新しいプリント。
公式仕様ではデジタルプリントです。
今回比較したスタンダード・FUJICOLOR・プロ仕上げとは、プリント方式が異なります。
今回はまだ実際の仕上がりを比較していません。
値段と品質のバランスを考えたい
スタンダード
L判12円の銀塩プリント。
価格を抑えながら、写真を残したい人に向いていると思います。
せっかくプリントするなら、仕上がりにこだわりたい
FUJICOLOR
L判18円。
今回の私の写真では、スタンダードより明るく見えました。
スタンダードとの差額は1枚6円。
今回の結果なら、私はこの差額を払ってFUJICOLORを選びます。
プロスタッフに写真を1枚1枚補正してほしい
プロ仕上げ
L判28円。
プロスタッフが手動で色調補正を行う仕上げです。
「自分で調整した写真を、そのままプリントしたい」という場合は、プロ仕上げではなく、オリジナル・スタンダード・FUJICOLORから選び、色調補正をOFFにする方法があります。
私は今回、ここを理解せずに、
「一番高いから、きっと一番いい」
と思ってプロ仕上げを注文しました。
そして、現在のプロ仕上げはPC(Webサイト)からの注文です。2026年9月8日から、アプリでのプロ仕上げの取り扱いは終了しています。
自分で写真を準備した人は、「色調補正」に注意
今回の注文で、もうひとつ気をつけたいと思ったのが、
注文時の「色調補正」です。
しまうまプリントでは、色調補正を「する」にすると、システムによる一括自動補正が行われます。
一方、自分で画像ソフトなどを使って色調補正をしている場合は、「しない」を選択するよう案内されています。
今回、私はPhotoshopで写真を確認してから、
スタンダードとFUJICOLORは色調補正をOFF
にしました。
プロ仕上げは、プロスタッフによる手動補正が行われるため、同じ意味で「OFF」にするものではありません。
この違いは、今回実際に注文して、記事を書きながら気づきました。
なお、Photoshopで行ったDisplay P3からsRGBへの変換は、今回の比較条件として行ったもの。
すべての人がPhotoshopでsRGBに変換しなければならない、という意味ではありません。
息子の反応
写真の仕上がりを比べている私とは違って、息子が気にしたのは別のところでした。
「いつの写真だよ~」
と言っていました。
そういえば、つつじの写真は2019年。
写真の明るさや色を一生懸命比べていた私にとっては大事な比較でしたが、
息子にとっては、
「これ、いつの写真?」
のほうが気になったようです。
半年後に、もう一度比べます。
今回注文した3種類は、同じ場所にしまっておくことにしました。
今は、並べて見れば違いが分かるものもあります。
半年くらいたったら、もう一度3種類を並べてみるつもりです。
今と同じように見えるのか。
時間がたったことで、見え方に変化があるのか。
これは、実際に時間がたってみないと分かりません。
ただし、半年間の比較だけで、写真の長期的な保存性まで判断できるわけではありません。
あくまで、
「半年後に、私の手元の写真がどう見えるか」
を確認してみます。
まとめ|今回の私ならFUJICOLOR
今回、私が比較したのは、
スタンダード・FUJICOLOR・プロ仕上げの3種類。
使ったのは、スマホに保管していた10枚の写真です。
Display P3だった写真だけsRGBへ変換し、明るさや色は調整していません。
スタンダードとFUJICOLORは色調補正をOFF。
一方、プロ仕上げはプロスタッフによる手動の色調補正が行われる仕上げです。
そのため、3種類とも同じ10枚を使っていますが、補正条件まで完全に同じだったわけではありません。
今回の比較で、スタンダード12円とプロ仕上げ28円は、多くの写真で差が分かりませんでした。
ただ、暗めの写真では、プロ仕上げのほうが明るくなっていることが、私にもはっきり分かりました。
そして、今回の写真では、
FUJICOLORがスタンダードより明るく見えました。
そのため、次に今回と同じような写真を注文するなら、私はFUJICOLORを選びます。
でも、
「FUJICOLORを選べば間違いない」
という話ではありません。
今回、私自身が一番勉強になったのは、
「一番高いもの=自分にとって一番いいもの」とは限らない
ということでした。
私は、「プロ仕上げ」という名前と一番高い価格を見て、
「きっと一番高品質なんだろう」
と思い、詳しい説明をよく読まずに注文しています。
でも実際には、プロ仕上げの特徴は、プロスタッフが写真を1枚1枚見て手動で色調補正を行うことでした。
自分で写真を調整して、そのままプリントしたい人なら、プロ仕上げを選ぶ必要はありません。
逆に、自分では色や明るさの判断が難しく、写真を1枚ずつ見てもらって補正してほしい人にとっては、プロ仕上げという選択肢があります。
今回、実際に注文して、写真を並べて比べたからこそ分かったことでした。
たくさんの写真を安く残したい人。
値段と品質のバランスを取りたい人。
少し仕上がりにこだわりたい人。
プロに色調補正をしてほしい人。
何を重視するかで、選ぶプリントは変わります。
「しまうまプリント、どれを選べばいいんだろう?」
と迷っている人の参考になればうれしいです。
私も今回、新しい「オリジナル」を注文しています。
次は、
新しい「オリジナル」とスタンダードを、同じ写真で比べてみます。




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