保育士がおすすめする親子で一緒に楽しめる『絵本』と『工作』


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コピー用紙とストローで子ども達に大人気の良く揚がる八角凧を作ってみよう

こんにちは!。絵本と工作が大好きな保育士のたんぽぽです。
今日は風に乗ってぐんぐん、よく揚がる凧をご紹介します。
この凧は15年程前、長男が小学生の時に学校で習ってきたものです。家の中でもたこ糸を引っ張っただけでふわっと宙に浮いてついてきます。外で揚げると風がある日は風をまとって、よく揚がるので、子ども達も大喜びで、木や電柱に引っかけながらも飽きずに遊んでいました。

B4サイズのコピー用紙とストローでできます。包装紙でもできますよ。自分で作るなら年長さんから小学生向きです。作り方は少し難しいので、年少さん年中さんは大人が作ってあげて、凧揚げを楽しませてあげてください。

是非、作ってみて下さいね。

【八角凧】材料・道具


・B4サイズ・コピー用紙 1枚
・ストロー できれば曲がらないタイプ 2本
・たこ糸
・ハサミ
・セロハンテープ
・定規、ペン

【八角凧】つくり方

コピー用紙の使用イメージ。写真のようなレイアウトで切っていきます。

1.凧の本体部分を正方形にとります。

2.線を引きます。

3.切り離します。右側の長方形部分は、凧のしっぽになります。

4.本体に4等分に折り目をつけます。2回半分に折れば4等分です。

5.今の4等分の線に垂直に、3等分にします。定規で測っても良いですし、目分量で調節しながら3等分の位置を決めても良いです。小学生なら、どうすれば三等分になるか、考えさせるのも良いと思います。

6.写真のように4つの角のますに、8角形になるように斜めに線を引きます。中央部分も写真を参考に切る線を引きます。

7.四隅を切り落とします。この部分は使いません。

8.写真のように、二つに折りたたんでハサミを入れます。

9.こんな感じになります。

10.絵を描く場合はここで描きます。

11.裏返して、写真のように中央の折り線に沿ってストローを貼ります。三段になっている上と下の部分にテープでしっかり貼ります。真ん中部分は貼りません。

12.写真のように折りたたんで、折り目をつけます。

13.真ん中に入れた切り込み部分が45度の直角になるように、これから横の骨(ストロー)を貼っていきます。

14.裏に返して,片方づつテープでしっかり貼ります。

15.両方貼ったところです。

16.上から見たところ。真ん中の切り込み部分が直角に開いています。

17.凧のしっぽを作ります。始めに切り分けた長方形の紙を縦に4等分にします。

18.切り分けました。

19.2本をテープでつなぎます。

20.凧の下部分に裏側からテープで貼ります。

21.たこ糸をストローに結んでテープで留めます。

22.完成です。

【遊んでみました!】

冬休み中は、暖かくて風もなく、子ども達は走ってその勢いで揚げていました。凧を揚げるためにずーっと走っているんです。単に走れと言われてもあんなに走れないと思いますが、凧をあげるためなら苦もなく走るんだな~と、ちょっと感動しました。大人には真似できません。ぶつからないかと心配しながら見ていましたが、絶妙にすれ違い、凧も絡まることなく遊べていました。やはり糸は1mくらいがいいですね。

嬉しかったのは、普段おとなしい女の子が、他の子が楽しそうに凧揚げをしている姿を見て、「やりたい」と言ってきたことです。ニコニコしながら30分くらい走っていました。その様子をお伝えしたお母さんからは「そんな風に遊んでいたなんて、嬉しいです」と言って頂きました。

室内で揚げるコツは糸を短く持ち、少し勢いをつけて糸をクイッと引っ張ってみて下さい。ふわっと浮くのであとはクイクイ引っ張りながら、大きく腕を動かしたり、走ったりしてみてください。

【八角凧】まとめ

今回、B4のコピー用紙を使いましたが、凧の本体は正方形の紙なら包装紙などでもできます。しっぽも、1本にしてみたり、アレンジしてみて下さい。
室内や風のない日は走ればふんわり揚がります。良い風があると、本当に良く揚がるのでたこ糸は長めにして、糸巻きのまま持つと良いです。作るのは少々難しいですが、小さい子でも簡単に揚がる凧ですので,お友達の分も作って凧揚げに誘ってみてはいかがでしょう。

学校や園などで、一斉に作る場合は、1枚目の写真のように切る線を描いた物をコピーすれば簡単です。

凧を持ったまま、遊具などで遊ばないよう注意してください。指や首に絡まって体重がかかると、指の切断などの事故の恐れがあります。
安全に注意して楽しく遊びましょう。


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