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『おへそのさき』 作 入江富美子 絵 のぶみ しちだ児童教育研究所
妹が生まれるのを心待ちにしていた、だいちゃん。
妹はかわいいけれど、家族は赤ちゃんにばかり夢中で大ちゃんは面白くありません。
つい、妹のほっぺをぎゅうっとつねって意地悪してしまいます。
お母さんはだいちゃんを自分の洋服の中に潜り込ませ、だいちゃんがお腹にいたときの話をしてくれました。
だいちゃんのおへそはお母さんとつながっていたこと。そのおへそを通して、だいちゃんを大切におもう気持ちを伝えていたこと。
だいちゃんはおへそについて考えます。
お母さんはおばあちゃんと、おばあちゃんはひいばあちゃんと、ひいばあちゃんはひいひいばあちゃんと・・・その先はどこにつながっているのかな。
おばあちゃんにも聞いてみます。おへその先の先の先はどこにつながっているのかと。
おばあちゃんの答えは意外なものでした。
命はどこから生まれて今日まで受け継がれてきたのか・・・
子ども向けの絵本なのでやさしい言葉で書かれていますが、大人も深く深く考えさせられるお話です。