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トイレットペーパーの芯で作る『コロコロドミノ装置』 野出正和 いかだ社
トイレットペーパーの芯が大活躍。
牛乳パックやティッシュの空き箱、ペットボトルのキャップなど、捨てられずに溜まっていく一方の廃材が有効活用できます。
作者の野出正和さんは『無垢工房』を主宰するおもちゃクリエイター。
小さいお子さんをお持ちの方なら、無垢工房のおもちゃを一度は目にしたことがあると思います。
おもちゃの制作のほか、ワークショップや講演など、国内外で活躍されています。
工作好きな方なら、この本は買って損しません。
家庭にある材料で、誰でも簡単にできて楽しく遊べる工作がたくさん紹介されています。
特におすすめなのは『コロコロタワー』
本の作り方とはちょっと違うのですが、簡単に作り方をご紹介します。
牛乳パックに新聞を詰めます。牛乳パックを丈夫にして安定させる為です。
周りを画用紙で包みます。
トイレットペーパーの芯を縦半分に切り、お好みで縁にシールやテープを貼ります。
本にある『ななめ定規』の型紙を使ってスロープの印をつけます。
印に沿って両面テープを貼り、半分に切ったペーパーの芯を貼っていきます。
完成!
以前、幼稚園で子ども達とこの『コロコロタワー』を作ったときは油性マジックで自由に絵を描きました。
完成したタワーでしばらく熱心に遊んでいましたが、そのうちに友達のタワーと重ねればどんどん高いタワーができることを発見し、自分たちの手の届く限り積み重ねて遊んでいました。
牛乳パックで作ると、ちょうど、らせん状にうまくつながってコロコロと転がっていきます。
子ども達の発見にちょっと感動してしまいました。
大きなダンボールの側面を使って、自由に傾斜をつけて遊ぶこともできます。
うまく転がらない時は何度でも貼ったり剥がしたりしながら、自分で考えて作らせてあげて下さい。
大人も夢中になるほど、楽しいですよ!