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『でんしゃにのって』 とよた かずひこ アリス館
とよた かずひこさんの のりものえほんシリーズで、幼稚園での読み聞かせでも、子ども達に大人気です。
うららちゃんがひとりで電車に乗っておばあちゃんのところへ出かけます。
ガタゴトー ガタゴトー 「つぎはー わにだー わにだー」
ガタゴトー ガタゴトー 「つぎはー くまだー くまだー」
動物みたいな名前の駅では、その名前の通りの動物さんたちが次々乗ってきます。
だんだん混んでくると、席を詰めたり、膝を貸したり、譲り合って座る動物さんたち。
ひとりで緊張している うららちゃんにも優しく話しかけてくれます。
あっ、大変!。降りる駅なのに居眠りしちゃって気づかないうららちゃん。
でも動物さんたちのおかげで無事、おばあちゃんと会えました。
優しさと思いやりがいっぱいのお話です。
『でんしゃにのって』は、お話も絵もシンプルで余計なものがありません。
その分、自由に考えたり感じたりできる余白の部分が大きいです。
繰り返しのリズムが心地よく、子どもが安心して、次を期待しながら読み進めます。
読み終わった後も、余韻が残っているので、しばらくは
ガタゴトーガタゴトー つぎはーさるだーさるだー
ガタゴトーガタゴトー つぎはーきりんだーきりんだー
と知っている動物の名前を総動員してお友達と電車ごっこで盛り上がります。