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助産師さんの言葉 ベビーマッサージは誰のため?

今日、短い時間でしたが助産師さんとお話しする機会がありました。

 

その方は「最近は生まれたばかりの赤ちゃんにベビーマッサージをするらしいけど、とんでもないことですよ」

と仰いました。

ベビーマッサージがブームになった頃、もううちの子ども達は赤ちゃんではなかったので残念ながらやったことはありません。けれど、赤ちゃんの発達を促す効果があるとか、親子のコミュニケーションに良いと聞いて、良いイメージしか持ってなかったのでその方の言葉は意外でした。

 

「生まれてすぐの赤ちゃんは、優しく抱いて静かにさせてあげるのが大事なの。お母さんが優しく撫でてあげるのが一番。アロマオイルでマッサージなんて赤ちゃんは喜んでいません。」

「まずはお母さんの匂いを覚えなければならないのに、アロマの香りなんて誰のためですか。お母さんの為でなく、赤ちゃんを第一に考えなくてはね。」と。

 

お母さんの匂いと言えば、むかしテレビでこんな実験をしているのを見たことがあります。

何人かのお母さんの母乳を染みこませたガーゼを、仰向けに寝ている赤ちゃんの上でゆっくり動かすのです。赤ちゃんはちゃんと、自分のお母さんの母乳の染みこんだガーゼに頬を寄せ、他のガーゼには見向きもしないという実験結果でした。。

赤ちゃんの嗅覚ってすごいんだな~と驚いたことを思い出しました。

たしかに、そんなに敏感な嗅覚を持っている赤ちゃんに、アロマオイルは刺激が強すぎるし、お母さんの匂いを嗅ぐのに邪魔になると思いました。

 

最近の出産事情の様変わりに驚くと同時に、たくさんの物や情報があふれている中で、何が赤ちゃんに必要で何が不必要なのか、これは誰のためなのか、をしっかり考え見極める事が大切だなと思いました。

もちろん、ベビーマッサージがすべてダメなのではなく、良い点もたくさんあると思います。

赤ちゃんの成長段階に合わせて、適した時期に行うことが大切ですね。


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